あなたも、もしかしたらこんな経験があるかもしれません


Aさん 『オレが持っている営業力とお前の持っているスキルを合わせれば 

     IT ベンチャーでそこそこ売り上げがいくんじゃないか』

Bさん 『確かににふたりで力を合わせればうまくいきそうだなぁ』

Aさん 『じゃあ共同経営で行ってみよう』





あるいは、、、 

C子さん 『私ネイルサロンを始めたいのですが資金が足りなくて、

     それで私に資金を、、、私の技術とこれまでのお客さんで

     結構事業として成り立つと思うんです』

D子さん 『じゃあ経営者ということでどう』




このような経験みなさんはありますか?

あるいはこれから友達と共同で事業してみようなどと

考えていらっしゃる方も多いかもしれません


ただ会社を辞めて自分で独立すると

成功の失敗も全て自分で責任を取ることになります

良くも悪くも収入が不安定になってしまう事に不安を覚えるかもしれません


そこでひとりより、ふたり力を合わせて困難に立ち向かおうとした場合、

共同での起業すなわち共同経営という形態を選択しがちだと思います


今回はまず共同での企業のメリットについて見ていきましょう

例えば2人で力を合わせて起業すればうまくいきそうだと思いがちです

会社を辞めて自分で独立すると成功も失敗も全て自分で責任を取ることになります

良くも悪くも収入が不安定になってしまう事に不安は感じませんか?


しかし共同経営にはメリットもデメリットもあります

今日は立ち上げ期の経営に失敗しないように共同企業の落とし穴を見てみましょう


共同経営と共同出資の違い


まず共同経営と共同出資の違いを抑えましょう

共同経営は2人以上が代表権を持ち

業務上の意思決定を行っていくことができます


一方共同出資は2人以上が出資し株主総会を通じて

経営陣の承認から配当額まで意思決定を行います

ここでいう趣旨とは融資借入とは異なり一般的には

株などに代表される返還義務のないお金のことです

ただ中には共同企業はやらないほうがいいという方がいらっしゃいます

どうして共同経営や共同出資が行われるんでしょうか?


主な理由は3つあります


①一つは一人より二人の方が成功するまでにかかる時間が短くなるということ

②もう一つは意思決定を間違えにくくなること

③最後に大人数の方がお金を集めやすいことです



スタンフォード大学の調査でシリコンバレーの650社を分析した結果

共同企業に関するメリットが明らかになりました






共同企業のメリット


①一人で起業した場合2人の場合より

成長段階に至るまで3.6倍もの時間がかかる

②創業直後の事業を方向転換する確率が低い


③技術とビジネスそれぞれに強いメンバーが集い

バランスが取れたチームで操業するとそうでない場合よりも

3割多く資金調達でき成長段階に至る可能性が高い



このように共同企業には事業立ち上げ時の不安や不足を一掃できるというような

メリットが報告されています



まとめ

それぞれ異なる強みや経験を持ったメンバーが集うことで

バランスの取れたチームで操業することのメリットは大いにあるような気がします

メリット、デメリットを把握することで、問題回避、更なる経営の展開が見込めるでしょう。