経営理念を伝えるメリット

経営理念を伝えると

「当社はこれを大切にしたい」
「こんな企業になりたい」


など経営の方向性が明確になります。


「だから当社はこういう売り方をしているんだ」
というように企業の役割や仕事の意味が明確になるんですね。

社訓やスローガンなどで具体化されることで、
従業員が常に見て頭に染みついて組織の一体感ができます。

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すなわち・・・
コーポレートアイデンティティの一部となることで、
どんな企業かがわかりやすくなり企業イメージが明確になります。

経営理念があることで、
従業員全員が同じ方向を向いて動くことができるようになるんですね


そして事業を継続するためには
「事業の成果を出し続けること」
が必要です。

しかし・・・


次世代の経営者が受け継ぐのは、事業の成果だけではありません。

経営理念も受け継いでいます。


経営理念に基づいた社風や企業文化も引き継ぐことで、
社長が変わってもその金をならではの持ち味特徴が受け継がれていきます。


では、そうした中で管理者はどのような役割を担っているのかと言うと・・・


管理者は経営理念を十分理解したうえで
・戦略を立てたり
・組織を運営したり
することが期待されます。

いわば、管理者は思いを翻訳して伝える
「伝道師」
の役目を担うことになります。

企業理念は、もちろん
壁に貼り付けて毎日唱和させるだけでは不十分です。

気持ちだけではなく、全ての姿勢、顧客に対する対応の全てから、
企業理念は浸透していくのです。


企業理念の重要性については、少しお分かりいただけたと思います。

しかし、どう伝えるか?によって、浸透の具合は全く違ってしまいます。

なぜ、多くの会社の企業理念はただのハリボテになってしまうのか?

次回は企業理念お伝え方の間違いがちな点など詳しく書いていきたいと思います。


ここまでお読みいただきありがとうございました。