経営の基本とお金

ここでは問題が発生する都度対処するのではなく
再発を防止するという考え方についてa さんの工場の実例でに学んでみます


クリーニング工場の場合

Aさんの工場では生乾きの臭いの発生に対して
その都度洗い直しをするという方法で対処していましたが現場には相当な負担がかかっていますよね


a さんは大物の洗濯ものを得意とするクリーニング工場を経営しています

工場ではシーツの生乾きによる匂い発生が問題になっています

生乾きの臭いは乾燥工程の後に次の工程町で留置されているところで発生することが分かりました

現場では元々の作業量が多い上に、
生乾きの臭いによる洗い直しでさらに作業量が増え残業も生じています

現場リーダーの b さんから機会が古くて性能が低いことが原因だから
新しい機械を買ってほしいと要望が出されています

しかし経営を考えると設備投資は簡単にはいきません


このままではお客様が離れていってしまう可能性も少なくないと a さんは悩んでしまいました


「なぜ」で分析をする

それでは生乾きの臭い a の問題について考えていきましょう

現場は洗い直しで対応していますがそれでは本当の問題解決とは言えません

生乾きの臭いという現象結果には必ず原因があります

ここでの生乾きの原因はおよそを乾燥不足です

このように因果関係を考えていくのがなぜなぜ分析です

なぜ生乾きの臭いが発生するのか

なぜなら乾燥が不十分だから

なぜ乾燥が不十分になるのか

なぜなら乾燥機の出力が低いから

現場リーダーの b さんはそう考えていますが原因は本当に機械の性能にあるのでしょうか

このような現場で生じる品質問題では作業者の操作やイキリを機械の性能、材料この場合は取り扱うシーツや水や洗剤
そして定めた作業方法や環境の4つのどれかに原因があると言われています

具体的には
作業者のタイマー操作ミス
乾燥機の出力不足
厚手のシーツ投入
投入量の上限の設定ミス
などが考えられます

これを特定するにはいつ誰がどこで何をどのくらいといった情報が欠かせません

そのための記録が重要となってきます

つまり
作業をした時間担当者
使用した機械
そして投入した投入量

これらを記録しておくことが重要なんですね

こうして調べてみるとシーツを乾燥機に詰めすぎた時に生乾きが起きやすいということが分かりました

1回に投入する分量が少ない時は発生していません

生乾きの臭いの発生は機械の性能ではなく詰めすぎという作業方法に因果関係がありました

特に儲かる商品


これを重点的に販促していくことでお店の利益を改善する
こういったポイントについて学んでみました




儲かる商品とは?




儲かる商品ってよく売れている商品のことでしょうか?



よく売れているということがこれが何がどれだけ売れているのかっていうのを
金額でしっかりと把握するこれが大切なんです



だいたいまああの売れ筋商品
よく売れている商品というのは大体の感覚で皆さん掴まれているんですけれども



「よく売れている商品を正確に金額で把握する」


これがまず第一ステップとして大切なのです





「儲かる売り方」とは?




はじめに商品を売れている順番に並べ替えてみましょう



お店を経営しているとなんとなく感覚的に売れ筋商品を掴んでいるかもしれません



しかし実際に金額で並べ替えてみると
想定していた結果とは異なるかもしれません



一度、
客観的に最も売れている商品は何なのか?
を確認してみましょう





次に、商品を並べ替える際には


個数ではなく売上高で並べる


つまり商品単価かける販売数量の金額で並べます




さらに、月別や季節別の変化を調べてみましょう



同様に曜日別や時間帯別の変化なども知ることで
効果的に販促に活かせます



客観的に数字で一番売れている商品をつかむことが大切なんですね

通常そのお店の売上の管理というのは多くの方がしっかりされています


しかし、

「お店の売り上げをお金だけで管理されている」

こういう事業者さんがすごく多いようです



当然、売上をお金で管理するというのは大切なですけれど

お金以外

つまりその何がどれくらい売れたのかこういう販売情報を把握するということが非常に大切になってきます


この販売情報を今後の重点販売商品こういったものを決めるような販促活動に活かす方法

こちらについて考えていきましょう



売り上げの把握の仕方




売上を分解すると
客数かける客単価となります


このように分解してみると
・売上を上げるためには客数を増やすか
・客単価を上げるか

この2通りしかないことがわかります


さらに客数を分解すると
既存顧客+新規顧客

客単価を分解すると
買い上げ点数×商品単価になります


客数を増やすには

既存顧客の流出を少なくするか
新規顧客の流入を多くする必要があります


客単価を上げるには

買い上げ点数を増やすか
商品単価を上げるしかありません


そこで今回はこういった販売構造
これを把握するところからさらに一歩踏み込んで

何がどれだけ売れてるのか
この買い上げ点数の中身を確認していきましょう



その中でも特に儲かる商品


これを重点的に販促していくことでお店の利益を改善する
こういったポイントについて学んでみました



儲かる商品とは?




儲かる商品ってよく売れている商品のことでしょうか?


よく売れているということがこれが何がどれだけ売れているのかっていうのを
金額でしっかりと把握するこれが大切なんです


だいたいまああの売れ筋商品
よく売れている商品というのは大体の感覚で皆さん掴まれているんですけれども


「よく売れている商品を正確に金額で把握する」

これがまず第一ステップとして大切なのです

日々忙しいとミスがあっても
その場限りの対処で、またミスが起こるという繰り返しが起こってしまいがち

でも、再発防止をしたくても、
その策がきちんと機能し、再現性がないといけません。

今回再発防止の方法について学びましたので、
事例をまとめながらあなたにシェアをしてみようと思います。


失敗のパターン

ミスを繰り返すことによる損失への意識が薄かったり、
都度の対処事態も仕事だと思っているようであれば
その意識を変えていく必要があります


人為的失敗は、いくつかのパターンがあります。


見落としによる失敗
注意喚起を見落としてしまい、事故が発生した…

指示書に修正が入ったのに、見落としてしまい従来の情報のまま作業を進めた…

機器が警告を表示していたにもかかわらず、見落としたために事故が発生した…


「思い込み」による失敗
これは、作業に慣れてきたベテラン従業員などに起こりがちです。

「いつも〇〇だから…」といった心理はミスを招く場合があります。

いつも〇〇だからその通りに作業を行ったが、仕様が変わっていた…

誤った商品知識をもっていたため、見当違いの製品を作った…


「やり忘れ」による失敗
これは、作業員の能力不足や疲労によって実行できない場合もありますが、
意図的に手抜きをすることなども原因の一つとなります。

上司に指示された業務を忘れてやらなかった…

作業終了後、機械の電源を切るのを忘れていた…

後回しにしていた書類を出し忘れた…



再発防止のポイント


対策の実効性を検証する際のポイントをまとめておきましょう

・根本原因に対する対策になっているか
・見かけの減への対策になっていないか
・再発しないか効果はあるか
・金銭負担人的負担設備等の能力から見て実現可能性が高いか
・費用対効果はあるか

判断していくと良いでしょう

なぜなぜ分析を実行することで今まで気づかなかったことが確認されて根本原因の再発防止につながりますね

あなたの会社でも同じようなミスや失敗を繰り返しているような状況がありましたら
なぜなぜ分析で現場の現状把握や整理を行い現場改善や管理改善に取り組んでみてください

ありがとうございました

あなたはリーダーというとどういう人を思い浮かべますか?

みんなついてこいと引っ張っていく人ですとか
メンバーを叱咤激励する野球の監督のような人でしょうか

リーダーというと人によって様々なイメージを描きます

ではリーダーシップというとどういうイメージを思い浮かべますか?

リーダーシップとはリーダーとしての振る舞いという意味です

組織の目標を達成するため関係者に対し自分から影響を与えることを指します

例えば組織全体のビジョンを示す
人を巻き込むやる気を引き出すことがリーダーの仕事といえるでしょう

一概にぐいぐい引っ張っていく叱咤激励タイプがリーダーというわけではないんですね

リーダーシップの一つにサーバントリーダーシップというスタイルがあります

サーヴァントは相手に奉仕する人という意味です

サーバントリーダーシップとは役職の高い人が下の人を支えることによって
下の人が自然にリーダーを信頼するようになるという考え方です

部下にとっていざというとき上司が支えてくれることは大きな励みになります

部下の仕事を見守り、頼られたらサポートするという方法もリーダーシップの一つです


リーダーの関わり方

リーダーは自ら部下に関わることで部下の言動に刺激を与えます

例えば
今年の目標は年商1億円を目指したいと思っています

そのためには新規顧客をもっと開拓しなければいけないと思っています

例えばこの場面に計画や目標についてミーティングや個別面談で直接話しています

ただ書類を配って終わり貼って終わりにしないで
組織がいつまでに何を達成したいかを自分自身の言葉で伝えています

リーダー
「君は a地区を担当してもらえるか?
彼にはb地区
もちろんそれぞれの地域での情報は共有してほしい」

a地区はすでに他社の販売店があるので新規の方が新規顧客の確保には繋がるでしょう

しかし、この場面では部下一人ひとりに役割を与え
必要な指示やフォローをしています部下の意見を聞いたり提案を受けるなど

双方向のやりとりもあり関係者を集め情報共有を行いチームプレーを促しています

リーダー
「君に任したプレゼンうまくいったそうじゃないか
苦労した甲斐があったな」

部下の成果や努力を認めたたえねぎらいます。

部下を主役にする機会や
高い目標を与え意欲を高めているのです

いずれの場合もすべてリーダーが自らちゃんと部下に関わろうとすることが大切です

どのリーダーも自ら関与することで部下を動かしています

まとめ

リーダー像については人それぞれだと思います。

しかし、旧来型のただ叱り付け、見よう見まねで仕事を覚えさせるというのは、
現代ではマネージメントとは言わなくなりました。

このサーバントリーダーシップは、どの世代にも通用するリーダーシップ方法です。

もし、あなたが
・年上部下にうまく動いてもらえない
・年下部下の扱いが難しい

と思うのでしたら、サーバントリーダーシップを取り入れても良いかもしれません。

あなたの役に立てたら幸いです。

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